

株式会社クマモト敬和では、以前、福岡証券取引所が実施している「IPO挑戦隊」に参加し、1年間、株式上場について学びました。さらに、昨年から県主催の「IPO研究会」にも参加。同会では、コンプライアンスの強化や会社のあるべき姿など、株式公開前に企業が取り組むべき準備について知ることができ、多くのことを学ぶことができたと感じています。同社の年商は現在、単体で6億円、グループ会社を含めて8億円ほどですが、上場には年商30億円が必要と考えています。
また、上場には監査法人を入れるなどの事前準備だけで少なくとも3年を要するため、具体化するまでにはもう少し時間を要する見通しです。ただ同社では、将来的な上場を見据え、今年から公認会計士の協力を得ながら準備に取り掛かりました。会社の価値が市場で認められるだけでなく、資金調達が容易になり、社会的認知度が高まるという大きなメリットがある株式上場。同社では、今後の成長のためにも、上場を目標にさまざまな準備を進めていきます。